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2017年10月20日
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巨大化したメソッドファイルをカテゴリを使って分離する

2009年06月20日
アプリケーションの処理でついつい代表クラスへ丸投げをしていると、代表クラスがどんどん肥大してゆきます。Tiny3Dは代表クラスのメソッドが8千行を超えていた時期もありました。ここまで肥大化させてしまうとXcodeの動作が不安定になりやすいようで、コード補完が妙な動きをしてレイアウトが崩れ、編集メニューの「取り消す」でも取り消せずさらに崩れるような状態になったりします。そのような場合に有効な解決策が、カテゴリの導入です。

まず、新規で分離するファイルと同じ名前に、何か付け足したメソッドファイルを作ります。ヘッダファイルは作らないようにチェックは外しておきます。@implementationの部分に以下のように括弧でくくってカテゴリ名を付け足します。先ほどのファイル名に付け足すものというのはカテゴリ名にしておくと分かりやすいでしょう。


@implementation
Tiny3DAppDelegate (dxf)


そして、その前の部分に移動するメソッドで必要なインポートや定義を書き加えます。そしてヘッダファイルの最後にある@endのさらに後ろにそのカテゴリに移動させるメソッドを宣言しておきます。書き方はこれまでにヘッダファイルでやっていたメソッドの宣言と同じです。違うのはその宣言部分の前後を

@interface Tiny3DAppDelegate (dxf)


@end


で挟むということだけです。括弧の中は先ほど書いたカテゴリ名と同じにします。あとは元からあったメソッドファイルから、新しく作ったメソッドファイルへとメソッドを移動します。これで巨大になったメソッドファイルを分割することができます。同じようにしてカテゴリを複数作れば、メソッドファイルを複数のファイルに分散させる事も出来ます。メッセージ類は今までと全く同じままで良く、オブジェクトの内外ともに書き換える必要はありません。ちゃんとカテゴリ内のメソッドへもメッセージが届きます。まあ、そのためにヘッダ側でメソッドを宣言しているわけですが。なお、オブジェクト内部の変数はこれまで通りヘッダファイルの元々のインターフェース内で宣言、@synthesizeも元からあるメソッドファイルへと書くようにしましょう。
 

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